2005年の花粉症対策
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    協力:日本アレルギー協会

 

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花粉症ワールドへようこそ!!

「(財)日本アレルギー協会」は、学術団体の「日本アレルギー学会」と連携して、スギ花粉症に関する学術的活動によって得られた科学的根拠に基づく最新の情報や治療法(ガイドライン)を国民にひろく提供して、医療関係者や花粉症患者さんの啓発・指導に努め、国民病ともいえるスギ花粉症の克服に取り組んでおります。
「協会」のホームページJAANet Stationの「花粉症ワールド」では、「アレルギー学会」との連携のもと花粉症に関わる様々な情報を提供すると同時に、患者さんのご意見を伺うアンケートを実施して「学会」の活動、治療法の開発や国の花粉症対策に反映させていく「患者さん参加型医療」、「双方向循環型医療」の実現を目指します。

日本アレルギー協会 (http:// www.jaanet.org)
日本アレルギー学会(http://www.js-allergol.gr.jp

1. 2005年のスギ・ヒノキ花粉飛散
 NPO花粉情報協会によると、2005年春のスギ・ヒノキ花粉は全国的に大量飛散が予測されています。これは2004年夏が猛暑であったことなどが原因で、全国的に平年の2倍、昨年の10-20倍と予測されています。花粉飛散開始日も暖冬で早まることがありますし、大量飛散年は本格飛散も早まる傾向にあるので、気象条件に注意して花粉症対策に出遅れないように注意してください。

花粉前線
過去10年間の全国花粉前線

2. 自分でできる花粉症対策
 自分の行動周囲の花粉飛散状況を確認して、花粉回避を行うことができます。毎朝新聞などで花粉飛散予報を確認して、その日の行動計画を立ててください。最近では自動計測器による飛散花粉観測データもリアルタイムに得られ、外出前に確認するととても参考になります。花粉症グッズと呼ばれるものが多く市販されていますが、特に有効なのはマスクとゴーグルでしょう。これらを装用することで、8割もの花粉の侵入を阻止できます。医療機関にかかるゆとりがない場合は町の薬局で市販薬(大衆薬、OTC薬)を手に入れ、これで症状を抑えることができます。ただし眠気やのどの渇きの副作用を伴いやすく、十分な満足が得られない場合は医療機関でご相談ください。

3.医療機関での花粉症診療

 花粉症を確定診断するためには症状の出方を確認すると共に、いくつかの検査が必要です。アレルギー症状の原因を特定する際には、皮膚試験血液検査鼻誘発検査を行います。また花粉症日記で症状の変動を確認し、これを花粉飛散状況と比較することが診断ばかりでなく治療効果の判定に役立ちます。花粉症の治療法には花粉回避、薬物療法、免疫療法手術療法などがあり、患者さんの状態に応じてこれらを組み合わせます。

4.花粉症の初期療法
花粉症の初期療法という花粉飛散初期からの対策が、花粉症発症を強く予防します。多くは予防的に働く薬剤を内服することが行われ、それにより発症日が遅れることと、飛散最盛期の症状が軽くすむという2つの効果が得られます。使用薬剤は第2世代抗ヒスタミン薬化学物質遊離抑制薬などが使われ、これは医療機関での処方箋が必要です。

5.2005年の花粉症の特徴

 2005年の花粉症の特徴は、前年に比べてスギ・ヒノキ花粉飛散数が激増することです。昨年の少量飛散年の対策では不十分なことが多く、あまり参考にならないかもしれません。参考にするならば、これまで最も苦労した年の経験を生かすのが良いでしょう。大量飛散の年は初期療法を受け花粉回避を十分に行っても、最盛期には強い症状で苦しむことがあります。そのような場合は併用薬を使うと共に、より厳密な花粉回避や規則的な生活を送ることが必要でしょう。

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