アトピー性皮膚炎はどんな病気?
アトピー性皮膚炎の現状は?(疫学)
アトピー性皮膚炎の基本治療は?(治療ガイドライン)
ステロイド外用薬
タクロリムス軟膏
抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬
その他気を付けること
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用語解説
アトピー治療薬

アトピー性皮膚炎2005〜アトピー性皮膚炎を克服するために〜

用語解説

Th2
免疫力を増強する働きをするリンパ球(ヘルパーリンパ球)には、Th1 と Th2 の2つの種類があり、Th1 リンパ球は病原菌の感染防御に働き、Th2 リンパ球はアレルギーに関与する。
伝染性膿痂疹
別称「とびひ」と言われ、ブドウ球菌や連鎖球菌による皮膚感染症。感染部位は発赤、水泡、痛みなどの症状がある。アトピー性皮膚炎に合併しやすい。
カポジ水痘様発疹症
単純ヘルペスウイルスによる皮膚感染症。皮膚の広い範囲に小水疱ができ、38度以上に発熱したり、リンパ節が腫れたり、時には脳炎を起こすこともあります。
伝染性軟属腫
別称「水いぼ」。伝染性軟属腫ウイルスによる皮膚感染症。接触することで感染し、プールや入浴時などの直接の接触によることが多い。アトピー性皮膚炎患者のように皮膚がかさかさしていると感染しやすくなる。

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アトピー治療薬
ステロイド外用薬(軟膏、クリーム、ローション、スプレー、テープ、)
強力な炎症抑制作用と免疫抑制作用により、アトピー性皮膚炎の症状を改善しますが、過剰な長期投与は副作用が懸念されますので、専門医によるガイドラインに沿った使用が必要です。

1)最 強: デルモベート(グラクソ)
2)かなり強力: アンテベート(鳥居)、パンデル(大正)、メサデルム(大鵬)
3)強 力: エクラー(鳥居)、プロパデルム(グラクソ、協和発酵)、
ベトネベート(グラクソ)
4)中等度: ロコイド(鳥居)、キンダベート(グラクソ)
5)弱 い: コルテス(大正)、ドエニゾンテープ(大日本)

タクロリムス外用薬
ヘルパーリンパ球(Th1、Th2)の機能を抑える免疫抑制薬で、顔面のアトピーに効果がありますが、専門医の指導に従い使用することが大切です。
プロトピック軟膏(0.1% 成人用、0.03% 小児用)

抗ヒスタミン・抗アレルギー内服薬
抗ヒスタミン薬は、皮膚の痒みなどの症状を緩和するために使用されます。その種類は、大きく分けて古い第1世代と新しい第2世代のくすりがあります。第1世代は、眠気や口の渇きなどの副作用がみられ、内服したら車の運転注意が必要です。第2世代ではそのような副作用は少なく、長時間の効果が期待できます。抗アレルギー薬は、ヒスタミンやロイコトリエンなどの化学物質が肥満細胞から放出されるのをおさえて、アレルギー症状を緩和します。抗サイトカイン薬は、免疫反応を調節してアレルギーを抑えます。

第2世代抗ヒスタミン薬 アレグラ(アベンティス)、アレジオン(ベーリンガー)、
アレロック(協和発酵)、エバステル(大日本製薬)、
クラリチン(シェリングプラウ)、ジルテック(UCB)
抗アレルギー薬 ケタス(杏林)、セルテクト(協和発酵)、
タザノール(鳥居)
抗サイトカイン薬 アイピディー(大鵬)


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